ソフトバンクホークスの若き主砲として期待されている「栗原陵矢」2022年シーズンも期待され、開幕から順調なスタート切っていました。
しかし、2022年3月30日の試合でアクシデントが起こり、左ひざを大怪我し長期離脱を余儀なくされました。最終的に、チームは首位のオリックスバファローズと同率でありながらも優勝を逃してしまいました。栗原陵矢がシーズンを通して戦っていればと思うと、かなり痛い離脱となりました。
ここでは、栗原陵矢の復帰時期や怪我の原因などについて調べてみたので紹介します。
栗原陵矢が怪我をした原因は?怪我の場所は?
2022年3月30日ロッテ戦の9回二死、栗原陵矢はレフトの守備で左中間への飛球を追って、センターの上林誠知と交錯しました。 立ち上がることができず、担架で運ばれそのまま負傷交代しました。
MRIを受けた結果、左膝前十字靱帯断裂、左外側半月板損傷の疑いがあると診断されました。主砲として期待され、開幕5試合で打率353、2本塁打、5打点と順調なスタートを切っていただけに、かなり痛い離脱となりました。ちなみに、交錯した相手の上林誠知はこのプレーでは負傷せず、プレー続行しています。
https://youtu.be/2zA_rauaQZ0
栗原陵矢は手術した?長いリハビリ生活が始まる
2022年4月13日に、栗原陵矢は佐賀市内の病院で左膝関節前十字靱帯再建術および左膝関節外側半月板縫合術を受けました。その後も、手術箇所に菌が入るなど、予定外の手術を2度も受けることになります。復帰に7~9カ月かかると球団から発表があり、残りのシーズンは棒に振ることになりました。
怪我をした翌日の3月31日に自身のインスタグラムで、「正直悔しいです。ただ、全力プレー中の怪我なので仕方ない事!前を向いて乗り切るしかないと思います!」と前向きな発言をしています。そして、「必ず復活します!強くなって帰ってきます!!気合い入れて頑張ります!!」と復帰に向けて決意表明をしました。
https://www.instagram.com/p/CbxEVGMJwGn/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
ここから、筑後での長いリハビリ生活が始まりました。
栗原陵矢の復帰はいつ?
「野球はもうできないと思った。気が狂いそうだった」と、過酷なリハビリ生活を乗り越え、2022年シーズン後の秋季キャンプに参加できるまで回復しました。「足の状態は70~80%ぐらい」と、副キャプテンとして懸命に汗を流しました。
2023年のオープン戦は18試合に出場し、打率415、4本塁打、11打点と完全復活。オープン戦首位打者を含む、本塁打、打点のチーム3冠と圧倒的な成績を残しています。そして、2023年3月31日のロッテ戦で、4番サードで公式戦約1年ぶりに復帰し、試合を決めるスリーランホームランを放ちました。
https://youtu.be/jfnlOFofbkc
ヒーローインタビューでは、「すごく苦しかったですけど、もう1回ここに立つことを考えながら頑張ってきて、本当に良かったなと思います。あの1周を回っている時間がすごく幸せでしたし、うれしかったです。ファンの方にはたくさん声をかけていただきましたし、たくさんの人にお世話になりながら、1年間リハビリを続けてきて本当に良かったなと思います。今年なんとか恩返しできるように、一生懸命頑張りたいと思います」と、笑顔でコメントしました。
https://youtu.be/4UoxQw7rJU4
栗原陵矢の現在は?2023年からサードに転向?
開幕から4番で2試合連続本塁打を放つなど順調なスタートを切りましたが、4月中旬ごろから調子を落とし4番を外されています。2023年7月11日時点で77試合に出場し、打率242,10本塁打、43打点の成績を残しており、打点はチームメイトの近藤健介、柳田悠岐に次ぐリーグ3位で勝負強さを発揮しています。
前年まで長年サードのレギュラーを務めていた松田宣浩が退団したこともあり、栗原陵矢は2023年からサードに転向しました。サードの守備はまだ荒い部分がありますが、持ち前の明るさでチームを引っ張っている姿が見受けられます。
https://hochi.news/articles/20221104-OHT1T51153.html
栗原陵矢の復帰はいつ?手術や怪我原因、現在の状況について解説! 【まとめ】
いかがだったでしょうか。今回は、栗原陵矢の復帰時期や怪我の原因などについて調べてみました。
リハビリ期間中も報道陣の前では、持ち前の明るさで振る舞っていました。実際は、「野球はもうできないと思った。
気が狂いそうだった」とコメントがあったようにかなり辛かったと思います。
2022年シーズンは首位のオリックスバファローズと同率でありながらも優勝を逃してしまい、栗原陵矢が居てくれたら優勝していたかもしれません。
チームとしても、栗原陵矢としても悔しいシーズンでした。この悔しさを糧に、2023年こそはソフトバンクホークスを優勝に導いてほしいですね。