サイスニード選手は退団してしまうのか?来季の契約について、調べてみた!

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ヤクルトスワローズのローテ―ションの一角を担う、サイスニード選手。

2021年にヤクルトスワローズに入団すると、先発投手として、年間を通して安定した投球を見せてくれました。

大柄でいかつい顔つきながらも、そのホンワカした人柄や、紳士的な振る舞いなどで、ファンからも愛されている外国人選手の一人です。

サイスニード選手は2023年は1年契約だったので、ファンの間では今シーズン限りで退団してしまうのではと、心配の声が上がっています。

しかし、シーズン終了後に、ヤクルトスワローズはサイスニード選手に対し来年の残留交渉を始めると明言しました。

サイスニード選手自身も日本がダイスキと言ってくれているので、おそらく退団してしまう心配はないと思われます。

今回はサイスニード選手のこれまでの契約内容や、来季に向けての動きについて調べてみました。

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目次

サイスニード選手は退団するの?

冒頭文でもお話ししたように、サイスニード選手は来年の残留交渉を始めると明言しましたし、本人も日本を気に入ってくれている様子なので、退団は恐らくしないのではないかと思われます。

サイスニード選手はメジャーリーグではすべてリリーフとして登板。高い奪三振率を残しました。

サイスニード選手は2014年にメジャーリーグ・ミルウォーキーブルワーズにドラフト3巡目で指名され、プロ入りしています。

メジャーリーグでは2球団に在籍し、すべてリリーフとしての登板で、26試合に出場、4敗3ホールドの成績を残します。

いわゆる、敗戦処理の投手であったことがうかがえます。

メジャーリーガーとしてはパッとしない成績でしたが、193cm・98kgの大柄な体格から、150Kmを超える速球やカットボールを駆使し、高い奪三振率を誇る投手として評価されます。

サイ・ヤング賞投手のようになって欲しいという願いを込めた登録名「サイスニード」

サイスニード選手は2021年にヤクルトスワローズに入団します。

年俸は推定8320万円プラス出来高、1年契約でした。

この年は、他にもホセ・オスナ選手、ドミンゴ・サンタナ選手も同時に入団しており、のちの日本一・セリーグ連覇に大きく貢献する3人の外国人選手を獲得したこととなります。

外国人選手との契約では当然当たり外れがありますが、この年ほど大成功をおさめた年はないのではないでしょうか。

ちなみに、サイスニード選手の本名はサイ・ロバート・スニードと言います。

サイスニードというのは、ファーストネームとファミリーネームをつなげた呼び方です。

正式な由来は報じられていませんが、メジャーリーグの投手の勲章である「サイ・ヤング賞」になぞらえて、将来そのような投手になって欲しいという願いからつけられたと言われています。

安定した投球で先発の一角を占め、セリーグ2年連続優勝に貢献

入団1年目となった2021年は13試合に登板し、6勝2敗、防御率3.41という、まずまずの成績を残します。

シーズン終盤には腰の張りなどにより戦線離脱し、その後は家庭の事情などで一時帰国します。

そのためファイナルステージや日本シリーズには登板できなかったことなどもあり、やや印象の薄い1年でした。

それでもその安定感や、29歳という若さから、シーズン終了後には年俸推定9500万円の1年契約で翌2022年の残留が決まります。

そして入団2年目となる2022年は、1年を通して先発ローテーションを守り抜き、9勝6敗という好成績を残し、チームのセリーグ2連覇に大きく貢献しました。

日本シリーズではチームはオリックスバファローズに敗れたものの、サイスニード選手は第2戦・第7戦の2試合に先発登板しました。

メジャーリーグ時代もそうでしたが、驚異的な活躍を見せるというよりも、自分に与えられた役割をコツコツと果たしていく姿勢にとても好感が持てますね。

2022年シーズン終了後には再び翌年のチーム残留が決定。

年俸は推定1億9500万円と一気に跳ね上がり、これまで同様に1年契約を交わしました。

チームが低迷する中で、先発陣の柱として存在感を示した3年目のシーズン

セリーグ2連覇して迎えた2023年のヤクルトスワローズでしたが、この年は下位に低迷します。

それでも、サイスニード選手は崩壊した投手陣の柱として、自分の役割を果たし続けます。

打線の援護に恵まれない試合もあり、成績は7勝8敗と前年よりも落としてしまいますが、1年間ローテーションを守り抜いたことは立派ですね。

6月23日の中日ドラゴンズ戦では来日初完封勝利、9月25日の読売ジャイアンツ戦では来日初本塁打を放つなど、要所・要所で存在感を示してくれました。

また、来日して初めてオールスターゲームにも選出されています。

チームは5位に終わり、来シーズンに向けて、投手陣の大きな立て直しが迫られます。

その中で、1年契約のサイスニード選手が退団してしまうのではという心配もファンの間から上がります。

残留交渉が決定!来シーズンも神宮球場のマウンドに戻ってきそうだ

退団が心配されたサイスニード選手ですが、シーズンを終えてアメリカに帰国する際、

「今年はチームにとって苦しいシーズンでしたが皆ベストを尽くしました。来季も戻ってきてたくさん勝てるように頑張ります」

と、来シーズンへの意気込みを語り、ファンも一安心します。

そして、ヤクルトスワローズは2023年シーズン終了後にサイスニード選手の残留交渉を進めることを発表します。

これにより、サイスニード選手が2024年もヤクルトスワローズでプレーしてくれる可能性が高くなりました。

サイスニード選手はいつも「日本ダイスキ!」と言ってくれます。

ヤクルトスワローズというチームにもすっかりなじんでいますので、来シーズンも神宮球場でサイスニード選手の活躍を見ることができそうです。

サイスニードは退団するの?【まとめ】

ヤクルトスワローズに入団して3年。

今ではすっかりチームの人気者となったサイスニード選手です。

毎年1年契約を更新する契約スタイルのため、シーズンが終わるたびに退団が心配されますが、来シーズンの再浮上を期すヤクルトスワローズにとっては欠かすことのできない戦力です。

また神宮のマウンドで豪快に三振を奪うシーンを何度も見たいものですね。

これからも長くヤクルトスワローズの投手陣の柱として活躍してくれることをファンは祈っています。

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