広島カープの前田健太の復帰はありえる?選んだ新天地は

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ドラフト1位指名を受け、広島カープに入団。

その後アメリカへと渡り、ドジャース時代に結んだ8年契約が満了した前田健太選手。

2024年シーズンからは、古巣である広島カープに復帰する可能性が示唆されていました。

しかしながら、先日、メジャーリーグのデトロイト・タイガースが前田健太選手と契約を結んだことを発表しました。

前田選手が広島に帰ってくることを期待していたファンにとっては悲しい知らせだったかと思います。

この記事では、タイガースとの契約に至るまでのメジャーでの活躍と、タイガースとの契約について詳しく見ていきます。

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目次

広島カープに前田健太が復帰することはある?

ドジャース時代の前田選手

2007年から2015年までを広島カープで過ごしたのち、2016年1月7日にロサンゼルス・ドジャースとの契約が発表されました。

背番号は広島カープ在籍時と同じ「18」です。

前田健太選手はMLB1年目で2ケタ勝利を達成し、最終的にはリーグ5位タイとなる16勝をマークしました。

日本人投手のルーキーイヤーとしては、ダルビッシュ選手と並ぶ歴代1位の記録です。

前田健太選手は、MLBの新人ベストナインである「オール・ルーキー・チーム」に選出されました。

チームは4年連続のナ・リーグ西地区優勝を果たし、前田選手自身もシーズンオフのルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票では3位に輝きました。

メジャー2年目ではチームがリーグ優勝を果たし、ワールドシリーズに進出、前田選手もポストシーズンに計9試合の登板、10回と2/3を5安打10奪三振、2四死球1失点という活躍を見せました。

7試合連続無失点を記録し、救援として大奮闘しました。

メジャー3年目にもワールドシリーズに進出し、2年連続でのワールドシリーズ登板は前田健太選手が日本人選手として初めてでした。

この年に行われた日米野球では、第4戦にMLBオールスターズの先発として、広島カープの本拠地であるマツダスタジアムで登板しました。

ツインズ時代の前田選手

2020年、トレードによりツインズに入団し、広島カープ在籍時、ドジャース在籍時と同じく、背番号「18」を背負います。

同年の8月18日に行われたミルウォーキー・ブルワーズ戦に先発登板すると、3回1アウトから5回まで、球団新記録となる8者連続三振を記録しました。

チームは地区優勝を果たし、ポストシーズンに進出します。

シリーズ敗退となるものの、前田健太選手は、移籍1年目にサイ・ヤング賞投票で2位にランクインしました。

2021年シーズンにトミー・ジョン手術を受け、同年中の復帰は絶望的となりました。

2022年シーズンはリハビリのため全休し、2023年シーズンに向けコンディションを整えます。

2023年4月4日のマイアミ・マーリンズ戦で591日ぶりの公式戦復帰登板を果たし、肘の影響を感じさせない投球内容でしたが、援護に恵まれず、敗戦投手となってしまいました。

このシーズンは6勝5敗という成績を収め、チームも、地区優勝を果たしました。

オフの11月3日に、ドジャース時代に結んだ8年契約が満了、FAとなりました。

タイガースとの契約

前田健太選手は、自身のインスタグラムで、タイガースが1番最初に声をかけてくれたチームであったことを明かしています。

2年2400万ドル、日本円にして、約35億5000万円での契約でした。

2024年が1400万ドルで約20億7000万円、2025年が1000万ドルで約14億8000万円のようです。

大型契約のロドリゲス選手の契約破棄と、年俸3200万ドル、日本円にして約47億4000万円のカブレラ選手が引退したことにより、補強資金が潤沢だったことが2年35億5000万円の好条件につながりました。

球団にとっては、2000年の野茂茂雄選手、木田優夫選手以来、24年ぶりとなる日本人選手の獲得です。

タイガースは2014年を最後に9年連続でポストシーズンから遠ざかっており、先発投手が全員27歳以下と若く、実績のあるベテラン投手を欲しがっていました。

4月で36歳を迎える前田健太選手は、タイガースにとって不可欠な存在になると思われます。

広島カープに戻ってこないことは残念でしたが、2年契約が終わったあとに戻ってくる可能性も十分ありえます。

メジャーで活躍する前田選手を応援しながら、2年後に期待したいです。

広島カープに前田健太が復帰することはある?【まとめ】

前田健太選手は、残念ながら、2024年シーズンに広島カープへの復帰をしないことが決定しました。

しかしながら、タイガースと結んだ契約は2年で、その後カープに戻ってくる可能性も十分あり得ます。

メジャーでまたパワーをつけ、黒田博樹選手のように、古巣であるカープに戻ってきてくれることを楽しみに、首を長くして待ちましょう!

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