ソフトバンクホークスは弱くなった?その理由や対策について徹底解説!

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プロ野球はレギュラーシーズンが終了し、10月28日より阪神タイガースVSオリックスバファローズの大阪対決が開幕します。

今シーズン、福岡ソフトバンクホークスは71勝69敗3引き分け 勝率.507という成績。

最終的に3位、クライマックスシリーズファーストステージ敗退という結果となりました。

2017-2020年まで4年連続日本一という常勝軍団に何が起こったのか?

ソフトバンクホークスは弱くなった?その理由、対策や今後の予想について徹底解説していきます。

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目次

ソフトバンクホークスが弱くなった?その理由

ソフトバンクホークス弱くなった?その理由について、下記3点が挙げられます。

最後まで読み進めて頂くと、その理由に納得して頂けると思いますので、是非最後までお付き合いください。

(1) 遅れた世代交代
(2) 助っ人外国人の成績不振
(3) 悪夢の一敗

1つずつ見ていきましょう。

*遅れた世代交代

ソフトバンクホークスの弱体化の要因として、長年ポストシーズンをフルに戦い続けてきた蓄積疲労の影響があります。

工藤監督が就任した2015-2020年までの6シーズンでBクラスが一度もなかったのは、12球団でソフトバンクのみ。

その間に柳田、中村晃、今宮、甲斐などの主力選手が30代となっていました。

打線の顔ぶれがほとんど変わらず、出場機会に恵まれなかった若手の経験不足も弱体化の一因となりました。

若手選手では、ファームで4年連続ホームラン王を獲得しているリチャードがいますが打率.115と一軍で結果を出せていません。

投手陣も、長年エースとして活躍してきた千賀がメジャーに行き、その穴が埋めることができませんでした。

*助っ人外国人の成績不振

外国人野手は、昨シーズン開幕戦で逆転満塁ホームランを放ったガルビス、今シーズンから加入したアストゥディーヨ、ホーキンス、昨シーズンまでホークスに在籍し途中加入となったデスパイネ。

今季の外国人野手は、トータルで打率1割9厘、1本塁打、5打点と散々な成績に終わり全員退団となりました。

助っ人外国人の成績を全体でみると、セ・リーグでは東京ヤクルトスワローズのサンタナ、パ・リーグでは北海道日本ハムファイターズのマルティネス、千葉ロッテマリーンズのポランコは成績上位に入っており、ポランコはパ・リーグのホームラン王を獲得しました。

・東京ヤクルトスワローズ サンタナ 打率.300 本塁打18
・北海道日本ハムファイターズ マルティネス 打率.246 本塁打15
・千葉ロッテマリーンズ ポランコ 打率.242 本塁打26

*悪夢の一敗

昨季、シーズン最終戦でロッテに敗れ優勝マジック「1」から優勝を逃しました。

今シーズンはあと1勝で2位が確定する試合で敗れ惜しくも3位となりCSファーストステージでは延長10回に3点先制した矢先、4点奪われ悪夢の逆転サヨナラ負けとなりました。

ソフトバンクホークスを退任した藤本前監督は「ここという時に勝てなかった」と述べています。

ソフトバンクホークスが弱くなった?その対策

ソフトバンクホークス弱くなった?その対応策について下記2点が挙げられます。

(1) 世代交代
(2) 大型補強

1つずつ見ていきましょう。

*世代交代

レギュラーは30歳を超える選手が多くなり、世代交代はソフトバンクホークスの弱さを対策する上でも重要な課題。

特にファームでホームラン王、打点王の2冠に輝いたリチャード、2年連続100試合以上出場した柳町、ルーキーイヤーの昨シーズン球団新記録に並ぶ10本塁打をマークした野村勇、今シーズンドラフト2位で入団し防御率2.43で2勝13ホールドと躍動した大津などの若手選手の活躍が必須となっています。

近年は夏場の気温の上昇し、選手の集中力、体力は落ち、なかでもナイター明けのデーゲームは選手にとって大変であり、データ的にもナイター明けのデーゲームでは攻撃力は落ちます。

レギュラー選手を休ませながら若手選手の出場機会を増やし実践に慣れていく必要があります。

*大型補強

投手陣は、今シーズン救援防御率2.68はリーグトップでしたが、先発防御率3.63はリーグ5位、規定投球回に到達した選手が0人という状況であり、先発ピッチャーが試合をコントロールできていませんでした。

開幕投手を務めた大関友久が離脱し、石川柊太や東浜巨も安定感を欠いています。

先発投手の補強が急務となっている中、横浜DeNAベイスターズで10勝を挙げたバウアーが加わることでチーム勝利数の大幅な上積みが期待できるでしょう。

野手では、右打者不足が顕著であり1番から5番まで左打者を並べざるを得なかった試合もあります。

昨シーズンホームラン王を獲得し今シーズンは女性問題で公式戦出場停止処分を受けていた埼玉西武ライオンズの山川の獲得調査に乗り出しています。

球界を代表する右のスラッガー山川が加わることで得点力アップが期待されるでしょう。

ソフトバンクホークスの今後の予想

来シーズンは、若鷹たちの育成に取り組んだ現2軍監督である小久保監督が就任。

平成最後の三冠王である松中がコーチとして迎えるのではという予想もあり、実現すればホームランバッターの育成力アップにつながると期待されています。

福岡ソフトバンクホークスの元コーチで昨季まで千葉ロッテマリーンズで二軍監督を就任していた鳥越コーチは現在野球解説者として活躍していますが、ソフトバンクホークスのヘッドコーチとして就任することが噂されています。

もし実現すれば、守備面強化にされることは間違いないでしょう。

怪我で離脱していた牧原、栗原が加わることでポジション争いが激化し、そこに大型補強が加われば層の厚さは一層増し、4年ぶりのリーグ優勝、日本一奪還をもたらすでしょう。

ソフトバンクホークスは弱くなった?【まとめ】

ソフトバンクホークスの弱さの理由については、遅れた世代交代、助っ人外国人の成績不振、悪夢の一敗等が挙げられました。

来季は先発ピッチャーやホームランバッター等の補強、若手選手の台頭やポジション争い、選手の起用法についても全試合出場ではなく休みながら起用していくなどの対策が望ましいと考えられます。

来シーズンは、小久保裕紀新監督の元で2年連続の悔しさをぜひとも生かし、喜びで満ちたシーズン最終戦を迎えたいですね。

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