広島カープで活躍を続ける菊池涼介選手。
wbcの出場を辞退した理由は一体なぜでしょうか。
2017年のwbcや、プレミア12、東京オリンピックと、世界大会で活躍した経験も持っていますが、2023年のwbcでは残念ながらその活躍を見ることはできませんでした。
理由を探ってみると、コンディションの不都合があったようです。
新型コロナウイルスに2度感染してしまったり、すでに30歳を超えていたりと、身体の不調がふえているのかもしれませんね。
この記事では、世界大会出場時と2023年wbc前の菊池涼介選手の状態について、比較していこうと思います。
菊池涼介選手の2017年wbcでの活躍
菊池涼介選手は、2017年に行われたwbcに出場しています。
この時は、辞退する理由はなく、出場を決めました。
菊池涼介選手は同大会で、日本が敗退する準決勝まで、すべての試合に出場し、二次ラウンドのオランダ戦では、ヒットになりそうだった打球をダイビングキャッチ、そのままグラブトスをするという好守備を見せました。
当時wbcをテレビで観戦していて、とても興奮したのを覚えています。
あれほどの守備を見せていれば、wbcを辞退する理由はありませんね。
wbc終了後のシーズンでは、wbcからの疲労とチーム方針により、定期的に先発を外れてしまいます。
打率もやや落としたものの、チーム最多の犠打数と好守でチームのリーグ連覇に貢献し、自身初のベストナインを受賞しました。
東京オリンピックでの菊池選手
2021年に行われた東京オリンピックは、コロナウイルスの影響により、無観客で開催されました。
もちろんここでも、菊池涼介選手には、出場を辞退する理由はありません。
しかしながら、菊池涼介選手はあることに悩まされていました。
それが、コロナウイルスの後遺症です。
同年5月に新型コロナウイルスにかかってしまい、戦線を離脱しなければなりませんでした。
1週間ほどで院正反応が出たそうですが、肺活量が落ちてしまったのか、息が続かないという後遺症が残ってしまい、なかなか感覚が戻らなかったようです。
このことが東京オリンピックを辞退する理由にならなくて本当に良かったです。
地元である東京での開催ということもあり、菊池選手、そして日本代表の選手たちは優勝へ向かって突き進みました。
その結果、見事金メダルを獲得、コロナ禍の日本を元気にしてくれました。
菊池涼介が2023年wbcを辞退した理由
wbcは2023年3月に開催されたため、2022年の成績について見ていきます。
菊池涼介選手は2021年に引き続き、2022年8月に再び新型コロナウイルスに感染してしまいました。
しかしながら、26日に復帰し、シーズン前半は打率トップに立ったり、この年のオフには両リーグ最多を更新する10年連続10回目のゴールデングラブ賞を獲得したりという活躍を見せました。
このような活躍があったものの、コンディション不都合となってしまい、2023年wbcへの出場を辞退する理由になってしまいました。
その後、菊池涼介選手は2023年4月、1500安打を達成し、また、7月15日の対DeNA戦ではなんと、プロ入り12年目で初めて4番打者として先発出場しました。
ファンとしては、世界大会での活躍もうれしいですが、何より、怪我なく、リーグ制覇、日本一を目指してほしいですね。
菊池涼介がwbcを辞退した理由【まとめ】
この記事では、菊池涼介選手の世界大会での活躍と、2023年wbcへの出場を辞退した理由についてまとめてみました。
過去にwbc、プレミア12、オリンピックと、数々の世界大会に出場してきた選手でも、コンディションの不良には抗えませんね。
新型コロナウイルスに2度感染し、感覚が戻るまでに時間がかかったとはいえ、菊池選手の打撃や守備はまだまだ衰えてはいません。
これからも良いプレーを見せてもらえるよう、ファン一丸となってたくさん応援していきましょう!