セリーグの優勝賞金はいくらなのか?日本シリーズやwbcなどでの賞金を調査!

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プロ野球では各チーム、まずはリーグ優勝を目指し、年間143試合行います。

さらにクライマックスシリーズ、日本シリーズと勝ち抜いたチームがその年の覇者となります。

プロ野球のチームである以上、毎年日本一を目指すことが最大の目標です。

2023年は阪神タイガースが18年ぶりセリーグ制覇、38年ぶりの日本一を成し遂げましたね。

ところで、日本一となったチームには優勝賞金はあるのでしょうか?

また、セリーグやパリーグでそれぞれ優勝したチームや、セ・パ交流戦で優勝したチームにも優勝賞金は出るのでしょうか?

これは、日本野球機構からは「分配金」という名目で各チームに支払われたり、スポンサーがつくかつかないかによって違いがあります。

今回はプロ野球で優勝したチームへの優勝賞金について、細かく調べてみました。

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目次

セリーグの優勝賞金!リーグ優勝したチームへの日本野球機構からの賞金は「ない」

セリーグとパリーグそれぞれ優勝したチームに、日本野球機構からの賞金はありません。

リーグ戦のことをペナントレースという言い方をしますが、ペナントとは賞金ではなく優勝旗のことで、優勝したチームは、翌シーズン中の主催ゲームで球場に掲げることができます。

賞金はなくとも、このペナントの下でシーズンを戦うのは、選手にとっては格別のようですね。

一方で、月ごとに選出される月間MVP受賞者には、スポンサーから賞金が贈られます。

2023年度は大樹生命がスポンサーとなり、毎月投手1名・野手1名に賞金30万円とトロフィーが贈られました。

なお、セリーグ・パリーグの各連盟からは、賞金ではなく記念盾が送られます。

セ・パ交流戦ではスポンサーから優勝賞金や各賞が贈られる

ペナントレースでは優勝賞金はありませんが、シーズン中に開催されるセ・パ交流戦や、日本シリーズでは、それぞれ優勝したチームに賞金が贈られます。

これは、それぞれの開催においてスポンサーがつくことが大きいです。

2023年のセ・パ交流戦では日本生命相互会社がスポンサーとなりました。

優勝した横浜DeNAベイスターズには、優勝賞金として3000万円が贈られました。

また、12球団で最も活躍した選手1名を最優秀選手賞とし、賞金200万円が贈られました。

2023年は読売ジャイアンツの岡本和真選手が選ばれています。

その他、セリーグとパリーグ各1名ずつ選出される優秀選手賞には、横浜DeNAベイスター牧秀吾選手・福岡ソフトバンクホークス近藤健介選手が選ばれ、賞金100万円が贈られました。

日本一のチームには日本野球機構やスポンサーなどから賞金や記念品が贈られる

日本一を決める日本シリーズでは、日本野球機構や各スポンサー、パートナー企業より賞金や記念品などが贈られます。

2023年は株式会社三井住友銀行が協賛という形で関わりました。

また、中継などを行う各テレビ局からも賞金が贈られます。

2023年優勝した阪神タイガースには、日本野球機構より、チャンピオンフラッグとともに、優勝記念品代、内閣総理大臣杯などが贈られました。

そして、日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ各テレビ局からそれぞれトロフィーや記念盾と賞金50万円が贈られます。

日本シリーズMVPに選ばれた選手には、日本野球機構から記念のトロフィー、パートナー企業7社からは100万円の賞金が贈られました。

他にも、敢闘選手賞や優秀選手賞には、日本野球機構からそれぞれ100万円。

協賛の三井住友生命からも「みんなの声援賞」や「ホームラン賞」などで選ばれた選手に賞金が贈られています。

こうした数字を見ていると、主体となるはずの日本野球機構が随分と寂しい感じはしますが、やはりスポンサーによって成り立っていることがよくわかりますね。

日本シリーズ出場チームには、日本野球機構から分配金が支払われる

日本シリーズは日本野球機構が主催ですが、出場した両チームには、規定にそった分配金が支払われます。

第4戦までは入場料や放映権料などのうち、経費をのぞいた28%が分配金として割り当てられます。

優勝したチームは16.8%、負けたチームでも11.2%受け取ることができます。

ただ、グッズの売り上げなどはそれぞれのチームの利益として受け取れます。

そのため、試合が多いほど売上が上がる可能性が高いので、球団としては第7戦まで行ってほしいと胸の内では思っているのではないでしょうか。

wbcでは勝てば勝つほど賞金が積み上るシステム

2023年3月に行われたwbcではどうだったのでしょうか?

wbcでは勝てば勝つほど賞金が積みあがるシステムです。

・本選へ進出した20チームには、30万ドル(約4000万円)

・各プールの勝者4チームには、さらに30万ドル(約4000万円)

・準々決勝進出した8チームには、さらに40万ドル(約5300万円)

・準決勝進出した4チームには、さらに50万ドル(約6700万円)

・決勝進出した2チームには、さらに50万ドル(約6700万円)

・優勝チームには、さらに100万ドル(約1億3000万円)

つまり、優勝すれば総額300万ドル(約4億円)が贈られます。

そのうち、半分は連盟にわたり、残りの半分を選手たちで分配するという形になります。

セリーグの優勝賞金は?【まとめ】

今回はプロ野球における優勝賞金にスポットを当てて調べてみました。

2023年はセリーグの阪神タイガースが日本一となりましたが、日本シリーズも第7戦までもつれ込む展開で、それなりの収益につながったのではないでしょか。

球団の収益は、会社が潤うだけではなく、選手個人の待遇や、新しい選手獲得、選手育成のための環境作りなどへの資金に必要となります。

これらへの投資によって、さらに良い選手が集まり、チームも強くなっていきます。

ファンとしても嬉しいことです。

優勝するということは、その瞬間の名誉だけではなく、より魅力的なチームを作るための大切な礎となるのですね

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