野村祐輔は引退？契約更改や減額、現在について調査！

2024年5月31日2024年6月17日

広島カープで活躍していたイメージが強い野村祐輔選手ですが、最近は1軍での登板が少なくなったように感じます。

知らない間に引退してしまったのかと心配する声も多いです。

そこで、現在の野村祐輔選手についてしらべてみました。

すると、引退はまだしておらず、また、現在も広島カープに所属していることが明らかになりました。

この記事では、これまでの野村選手の活躍、そして、現在について詳しく見ていきます。

2016年までの野村祐輔選手

ドラフト会議で広島カープから1巡目指名を受けた野村祐輔選手は、満を持してプロ野球の世界に入りました。

1年目の2012年は、開幕から1軍の先発ローテーションに名を連ね、4月8日の対DeNA戦で初勝利を挙げます。

新人でありながら、セントラル・リーグの監督推薦選手としてオールスターゲームにも出場を果たしました。

9勝11敗と負け越したものの、防御率は1.98を記録し、シーズン終了後には平成生まれ初の新人王に選ばれました。

2年目は怪我により出場選手登録を抹消されることもありましたが、復帰後の対オリックス戦で自身初の完投勝利を挙げ、調子を上げていきます。

最終的に12勝6敗、防御率は3.74という記録を残し、シーズン終了後の11月には、「2013 BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズタイペイ」に出場しました。

しかしながら、野村祐輔選手は、3年目の2014年に調子を落としてしまいます。

投球内容が不安定になってしまい、チームがクライマックスシリーズに出場したものの、登板の機会はありませんでした。

4年目となる2015年も、引き続き我慢の日々が続きました。

1軍公式戦での成績は5勝8敗で、登板試合数は15、投球回は87と1/3回でプロ入り後最少となりました。

さらに、防御率は4.64、勝率は3割8分5厘で、プロ入り後最も悪い成績となりました。

まだ引退を考える段階ではないと思いますが、このような成績が続いてしまえば、引退の要因となりうるのではないでしょうか。

5年目の2016年は、ドジャースに移籍した前田健太選手に代わって、エースとして期待されました。

野村祐輔選手は、公式戦の開幕から好調を維持し、1軍公式戦で初めてとなる完封勝利を挙げると、そこから8試合の先発登板で8連勝を記録します。

セ・パ両リーグでこの年最速となる10勝目に到達し、チームの25年ぶりとなるリーグ優勝に貢献します。

自己最多でセ・リーグの最多勝利を記録、そして、最高勝率のタイトルも獲得しました。

オフシーズンに契約更改を行い、年俸はなんと1億円に到達しました。

前年までの不調がウソのようですね。

2017年以降の野村祐輔選手

プロ6年目を迎えた野村祐輔選手は、球団最速記録となるプロ入り110試合目で通算50勝を挙げます。

しかし、クライマックスシリーズでは登板した2試合の両方で負け投手となり、日本シリーズを逃す一因となってしまいました。

7年目は自身初の開幕投手を務めた野村祐輔選手ですが、4月28日に背中の筋挫傷と診断されてしまいます。

その後も目立った活躍を見せることができず、7勝にとどまりました。

8年目となる2019年も、不調が続き、投球回は100回を下回ってしまいます。

国内ＦＡ権を取得しましたが、残留することを選び、2年契約を交わしました。

2020年はキャンプ中に右ふくらはぎを痛め、プロ9年目にして初めてとなる2軍での開幕を迎えます。

10月に「右鎖骨下静脈血栓症除去術」を受けて離脱すると、シーズン成績は6勝にとどまりました。

成績の不振ではなく、怪我による負傷によって、「引退」という文字が野村選手の頭をよぎるようになります。

そんな中、2021年シーズンは開幕ローテーション入りを果たし、4月11日の対巨人戦でプロ初登板から188試合連続先発登板の日本新記録を樹立しました。

しかしながら調子は戻らず、キャリア初の未勝利に終わってしまいました。

引退がだんだんと現実味を帯びてきていますね。

現在の野村祐輔選手

不調が続く野村祐輔選手ですが、2022年6月10日の対西武戦では、2020年9月30日以来、実に618日ぶりとなる白星を獲得しました。

その後も好投を続け、8月25日には200試合連続先発登板を達成しましたが、目立った成績は残せないでいます。

2023年シーズンも思うような投球はできず、契約更改のたびに推定年俸は減少し続けています。

野村選手は、年齢的にも引退を考える年であり、再起を図るなら今しかないと危機感を持っているようです。

再び1軍で活躍する姿を見たいですね。