2023年シーズンに、6年ぶりの快挙を成し遂げ、2度目の首位打者の栄冠を手にしたのは、「ハマのプーさん」として親しまれる横浜DeNAベイスターズの宮崎敏郎選手でした。
彼は卓越したバットコントロールと勝負強さを持つことで知られ、横浜DeNAベイスターズの中でも人気のある選手の一人です。
そんな数々の成績を残している宮崎敏郎選手ですが、実はバッティングだけでなく、守備も素晴らしい選手です。
今回は、あまり知られていない宮崎敏郎選手の守備に注目し、彼のプレイスタイルやどこを守っているのか、その成績について詳しく紹介します。
宮崎敏郎選手はどんな選手?
宮崎敏郎選手は、2012年のドラフトで横浜DeNAベイスターズから6位指名を受け、入団しました。
彼は右投右打の内野手で、現在はサードを主な守備位置としています。
彼の特徴は、毎シーズン安定した打率をキープし、細やかなバットコントロールと勝負強さがあります。
高校を卒業後、日本文理大学に進学し、1年生からレギュラーポジションを確保し、首位打者やMVPなどのタイトルを獲得するなど、大学時代から目覚ましい活躍を見せました。
大学卒業後はセガサミーに入社し、社会人野球でプレーし、特に都市対抗野球大会でプロ並みのプレーを披露し、チームにとって欠かせない存在となりました。
プロ入り後も、2017年と2023年の2回、首位打者に輝くなど、輝かしい実績を築いています。
また、ベストナインとゴールデングラブ賞を2度ずつ受賞するなど、その実力は広く認められています。
宮崎敏郎選手の守備ポジションはどこ?
現在、宮崎敏郎選手は主にサードを守っていますが、高校時代から常にそのポジションでプレーしてきたかというと、実はそうではありません。
驚くかもしれませんが、高校時代の宮崎敏郎選手は投手でした。
彼は投手としてプレーし、2年生の頃には「4番投手」としてチームで信頼されるほどの実力を持っていました。
驚くべきは、彼が投手でありながら打撃も非常に優れており、二刀流選手としてその才能を開花させていたことです。
今ではあまり想像がつかない宮崎敏郎選手のピッチング、少し見てみたいですね。
大学時代に内野手にポジションを転向し、1年生からサードを守り、その後も社会人野球でも三塁手として活躍し続けました。
横浜DeNAベイスターズに入団後も、多くの試合で三塁手として出場しましたが、2015年から2016年にかけては、二塁手としても守備に就くこともありました。
現在ではサードが主要なポジションとなっていますが、どこを守っても安定感のある守備を見せてくれる宮崎敏郎選手ですから、様々なポジションで守備する宮崎敏郎選手のプレーも見られることはファンにとって興味深いことでしょう。
宮崎敏郎選手の守備成績は?
打撃成績が印象的な宮崎敏郎選手ですが、実は守備名人としても知られています。
守備においては打率や打点などのわかりやすい成績の指標がなく、なかなか他の選手との比較が難しいところですが、宮崎敏郎選手においては、守備名人としてわかりやすい指標があります。
それは、守備の名手に贈られる、ゴールデングラブ賞。
宮崎敏郎選手は、これまでに2度の受賞経験があるのです!
彼の守備範囲は素晴らしく、特にバウンドボールへの対応力は際立っています。
特に、難しいハーフバウンドでさえも自在に処理し、どこへ飛ぶか予測不能な打球にも即座に対応できます。
ライン際での打球が不規則な軌道を描く際には、横飛びしながら的確にグラブを合わせるほどの反応力。
また、逆方向からのシングルヒットに対する捕球も巧みであり、送球においても安定感があります。
ここ数年のシーズンにおいては、大きなエラーもなく、安定感抜群の守備でサードをしっかり守っています。
宮崎敏郎のポジションはどこ?【まとめ】
この記事では、横浜DeNAベイスターズの宮崎敏郎選手の現在や過去の守備ポジションについて、解説しました!
素晴らしい成績を残し、現在は三塁手として横浜DeNAベイスターズに欠かせない存在の宮崎敏郎選手ですが、過去には投手や二塁手としても活躍していたことがあると知って、驚かされた方も多いのでは?
どこを守っても安定感のある守備、そしておなじみのバットコントロールが武器の宮崎敏郎選手の今後のプレーには、大いに期待が寄せられています。
彼の更なる成長と飛躍に注目し、その才能が今後もさらに開花することを願っています。