横浜市を拠点とする横浜DeNAベイスターズは、日本のプロ野球チームで、セントラルリーグに加盟しています。
1949年に設立されたこの球団ですが、長い歴史を辿ると、様々な興奮と成長の瞬間が続いています。
この記事では、そんな横浜ベイスターズの歴代の親会社や球団の歴史について、詳しく解説していきます!
これまでに起こった球団の進化や変遷、親会社の変化など、横浜ベイスターズの過去から現在にかけての興味深い展開について、綿密な情報をお届けいたします!
横浜ベイスターズ、現在の親会社は?
2011年から現在まで、横浜ベイスターズは、モバイルゲームを中心としたIT企業「株式会社ディー・エヌ・エー」が親会社となっております。。
そして、「株式会社ディー・エヌ・エー」が親会社となった2011年より、球団名も「横浜DeNAベイスターズ」と変更されました。
親会社が株式会社ディー・エヌ・エーになって以来、球団は、IT企業ならではの強みを生かした様々な施策を行いました。
その施策の一部として、電子チケットの導入や、女性ファンを増やすためのイベントの実施などがあげられています。
そしてその結果、2011年の観客動員数が約110万人だったのに対し、2016年には約194万人にまで増加し、驚くべき76%の増加を実現しました。
現在でも球団の人気は着実に上昇し続け、観客動員数は年々増加の一途を辿っています。
横浜ベイスターズの歴代の親会社は?
続いて、これまで横浜ベイスターズを支えてきた親会社を紹介します。
*マルハ株式会社
そもそも、横浜ベイスターズという球団が生まれたのは1993年4月1日。
その際、初代親会社となっていたのは、マルハ株式会社(現・株式会社マルハニチロホールディングス)です。
横浜ベイスターズの前身となった球団が、マルハ株式会社(現・株式会社マルハニチロホールディングス)の実業団だったことから、球団名変更時まで、長く深い繋がりがありました。
そした1998年、横浜中の歓喜が爆発した日本一。
その際の親会社も、マルハ株式会社(現・株式会社マルハニチロホールディングス)でした。
その時の名残もあり、マルハ株式会社(現・株式会社マルハニチロホールディングス)のファンも多いようです。
*株式会社東京放送ホールディングス
通称・TBS時代。
2001年、経営悪化などの理由により、親会社がマルハ株式会社(現・株式会社マルハニチロホールディングス)から、株式会社東京放送(現・株式会社東京放送ホールディングス)へと変更になりました。
しかし親会社が変更となった後、球団の成績は大きく伸び悩み、10年間で8度も最下位となりました。
理由としてあげられるのは、資金不足による選手の補強不足や、監督の育成方針などがあったようです。
そしてこの10年間は、のちにファンの間で暗黒時代と呼ばれ、今でも語り続けられているのです。
横浜ベイスターズの昔の名前は?
ここまでは、横浜ベイスターズの歴代親会社について解説しました。
では、この球団が横浜ベイスターズになる前の球団名のことは、ご存じですか?
*球団創立~大洋時代
前述の通り、横浜ベイスターズの前身として設立された球団は,マルハ株式会社(現・株式会社マルハニチロホールディングス)の実業団から設立されました。
この球団は一般に「まるは球団」として知られ,1949年にセントラルリーグへの加盟を果たしました。
*大洋時代
1950年、球団名「大洋ホエールズ」への変更が実施されました。
球団名の由来は、当時の親会社「大洋漁業株式会社」から来ています。
「大洋漁業株式会社」はのちに「マルハ株式会社」へと社名変更しました。
*横浜大洋ホエールズ
これまで川崎を拠点にいた大洋ホエールズですが、1978年に拠点を横浜スタジアムへと移します。
そのタイミングと同時に付けられた球団名が、「横浜大洋ホエールズ」です。
1991年に、球団名が「横浜ベイスターズ」に変更されるまでのこの時代を、ファンの間では「横浜時代」とも呼ばれています。
大洋ホエールズ時代の親会社は?
大洋ホエールズ時代の親会社は、マルハ株式会社(現・株式会社マルハニチロホールディングス)です。
このマルハ株式会社の旧社名が、「大洋漁業株式会社」です。
ここから、球団名が名づけられているのがわかりますね。
球団名が横浜ベイスターズに変更されてからは、親会社が2度変更しています。
しかし大洋ホエールズ及び横浜大洋ホエールズ時代は、親会社に変更はなく、1社のみが親会社を担い続けました。
横浜ベイスターズの親会社とは?【まとめ】
横浜ベイスターズは現在とても人気のある球団として知られていますが、その長い歴史の背後には様々な試練と困難があったことが浮かび上がります。
親会社や球団名の変更などは、当時のファンにとってはしばしば寂しい瞬間であり、不安の要因となることもあったでしょう。
しかし、困難を乗り越えてきたからこそ、現在の横浜ベイスターズが生まれたかと思うと、感慨深いものもありますよね。
私たちは、その長い歴史を持つ横浜ベイスターズに誇りを持ち、これからも変わらぬ情熱で応援し続けましょう!