長野久義の若い頃は?高校時代の成績や社会人時代を調査!

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現在もプロ野球選手として活躍を続ける長野久義選手ですが、若い頃はどのような選手だったのでしょうか。

高校時代について調べてみると、なんと甲子園には出場していなかったことがわかりました。

プロへの誘いはあったようですが、長野選手は大学に進学しました。

その後、ドラフトで指名されることとなるのですが、紆余曲折がありました。

この記事では、長野選手が野球を始めた幼少期から、社会人時代についてまとめていきます。

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目次

大学入学までの長野選手

長野久義選手は、佐賀県三養基郡基山町で誕生しました。

小学校1年生のときに、地元の少年軟式野球チームである「基山バッファローズ」に入部すると、6年生のときには主将を務めました。

中学校に進学すると、九州公式少年野球協会フレッシュリーグに所属する「筑紫野ドリームズ」に入団しました。

高校は筑陽学園高等学校を一般受験で受け、入学を決めます。

2002年の春に行われた春季九州大会では、元プロ野球選手である本多雄一がいた鹿児島実業高等学校に敗れました。

また、同年の夏に行われた甲子園県予選も、準々決勝で柳川高等学校に敗れてしまい、甲子園へと足を踏み入れることはできませんでした。

このように、長野久義選手の若い頃は、他のプロ野球選手の若い頃に比べても、それほど順風満帆といえるものではなかったことがわかります。

しかしながら、この時点でプロへの誘いはあったようで、長野選手のポテンシャルの高さがうかがえます。

大学時代の長野選手

長野久義選手は、プロへの誘いを断り、日本大学生産工学部マネジメント工学科へと進学しました。

硬式野球部に所属し、2年時までは三塁手を務めていました。

しかし、打撃力を生かすため、3年次の東都大学野球春季1部リーグ戦からは中堅手に転向しました。

長野久義選手は当時、外のスライダーを振ってしまうという癖があったため、野球部の後輩にアドバイスを受け、あえてホームベースから離れて立つようになりました。

野球がうまくなるためなら後輩にもアドバイスを求めるということは、なかなかできるものではないのではと思います。

ホームベースから離れて立つことで、バットが届く球であればストライク、バットが届かない球であればボールと見極め、弱点を克服しました。

4年生になった2006年、長野選手は大きな飛躍を遂げます。

春季は12試合に出場し、4割8分9厘という打率を記録しました。

主将を務めた秋季には、13試合に出場し、打率は4割4厘と、2季連続での首位打者となりました。

ベストナインにも満票で選出され、プロの注目を浴びました。

同年秋に行われたドラフト会議では、北海道日本ハムファイターズから4巡目指名を受けましたが、長野選手はなんと入団を拒否してしまいます。

理由は、読売ジャイアンツへの入団を熱望していたことにあります。

若い頃にこんな大きな決断ができる選手は、ほとんどいません。

後輩にアドバイスを求めたり、入団拒否をしたりと、なかなかできない決断を自らの意思でする長野選手は、芯がしっかりしている人だと思います。

社会人時代の長野選手

北海道日本ハムファイターズへの入団を拒否した長野久義選手は、本田技研工業へ入社します。

同社のノンプロチームであるHonda硬式野球部に入部すると、第62回JABA東京スポニチ大会で社会人デビューを果たします。

主に3番、右翼手を務め、チームのベスト4入りに貢献すると、同大会で新人賞を獲得しました。

また、4月に行われた第55回JABA静岡大会では、準決勝で先制本塁打を放つなどの活躍を見せ、大会最優秀選手に選ばれました。

2008年のドラフト会議で巨人以外に指名された場合、会社に残留するという意思を固めていた長野選手ですが、千葉ロッテマリーンズが2巡目で強行指名をしたことで、2度目の入団拒否、Hondaへの残留が決定しました。

さらに翌年の2009年、巨人は長野選手をドラフト1巡目に指名する方針であることを公表しました。

長野選手は第80回都市対抗野球大会で首位打者を獲得し、チームを13年ぶりの優勝に導く活躍を見せていました。

ドラフト会議では確約通り巨人からの1位指名を受け、巨人への入団を果たすこととなるのです。

長野選手の若い頃がこんなに大変だとは思いませんでした。

若い頃から大きな決断ができることが、長野選手を一流にした一つの要因かもしれません。

長野久義の若い頃は?高校時代の成績や社会人時代を調査!【まとめ】

長野久義選手の若い頃について調べてみました。

高校時代、そして、大学の途中までは思うような成績が残せていなかったものの、後輩にアドバイスを求める姿勢や、自らの希望を押し通す姿は、強い信念を感じます。

広島カープへの移籍を経験した長野選手ですが、巨人に対する思いは変わらずあるのだと思います。

再び巨人のメンバーとして野球を続けることになった長野選手が、どのようなプレーを見せてくれるのか、注目していきたいです。

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