2023年シーズン、中日ドラゴンズの開幕投手を務めた小笠原慎之介投手。
いきなり145球の熱投をみせ、ファンの心を掴みました。
2年連続2ケタ勝利を達成することはできませんでしたが、3年連続規定投球回に到達した小笠原慎之介投手。
エース・大野雄大投手が離脱したシーズンで、存在感を示しました。
先発ローテーションの軸として欠かせない投手となり、他球団のエースと投げ合える投手にまで成長しました。
ただ、気になるのがfa問題。
将来的にメジャー挑戦することも考えられます。
そこで今回は、小笠原慎之介投手がいつfa権を獲得するのか、実際にfa権を行使する可能性はあるのかについて探っていきます。
小笠原慎之介のfa権取得はいつ?
小笠原慎之介投手は、最速で2025年シーズン中に国内fa権を獲得します。
海外fa権は、2026年シーズンに獲得します。
故障や不調があればズレこみますが、小笠原慎之介投手のfa権獲得は無視できない問題です。
小笠原慎之介投手が流出すれば、中日にとって大きな痛手となります。
いつ、小笠原慎之介投手がfa権を行使してもいいように、2024年シーズンから備えておかなければいけません。
球団もそのことを危惧しているのか、ドラフト会議では福田幸之介投手、森山暁生投手と2年連続で高卒左腕を獲得しています。
近い将来、来るかもしれない最悪の事態に備え、さらに左腕を補強する必要があります。
ベイスターズ・小笠原慎之介投手誕生の可能性!?
小笠原慎之介投手がfa権を行使する可能性は、50%だと考えています。
ポスティングシステムを利用したメジャー移籍も考えられます。
小笠原慎之介投手は、ファンの間でベイスターズファンだということが知られています。
神奈川県藤沢市出身で、高校時代は神奈川の強豪・東海大相模高校で全国制覇を果たすなど、神奈川にゆかりのある投手です。
ベイスターズファンだということに不思議な点はなく、fa権を行使してベイスターズに移籍したいという願望を抱いている可能性は否定できません。
ベイスターズは2023年オフ、エースの今永昇太投手がメジャーに移籍し、大きな痛手を負いました。
2023年に最多勝を獲得した東克樹投手、通算239試合登板と実績がある石田健大投手ら左腕が豊富にいるとはいえ、今永投手の穴を埋めることは簡単ではありません。
いつ、ベイスターズが小笠原慎之介投手に好条件を提示してもおかしくはなく、横浜スタジアムで躍動する姿が誕生するかもしれません。
メジャー移籍よりも国内fa権を使用する可能性
小笠原慎之介投手は、2023年1月にメジャー志向を表明しています。
海外fa権獲得を待たず、ポスティングシステムを使用してのメジャー移籍が予想されています。
26歳の小笠原慎之介投手が海外fa権獲得を待てば、メジャー挑戦の機会を失う可能性があるためです。
ただ、個人的には国内fa権を使用し、ベイスターズに移籍する可能性の方が高いと考えています。
小笠原慎之介投手は150キロを越える直球に、カーブとチェンジアップを混ぜた緩急を生かす投球が武器ですが、メジャーに挑戦するにはもう1段階上のレベルが求められます。
山本由伸投手、今永投手は誰もが認める投球でメジャー移籍を勝ち取りました。
小笠原慎之介投手もいい投球を続けていますが、メジャーに挑戦するレベルにはもう1段階上の圧倒した投球内容が求められます。
現状の投球では、メジャー球団と大型契約を結ぶことは難しいと考えています。
いつ移籍してもおかしくはないが・・・
投手有利と言われるバンテリンドームを本拠地にしていることが、fa権行使を留まらせる可能性もあります。
中日の貧打の原因とも言われていますが、バンテリンドームは広く、一般的に得点が生まれにくい投手有利と言われる球場です。
小笠原慎之介投手はその恩恵を十分に受けています。
仮に他球団に移籍すれば、今より成績が落ちる可能性があります。
いつ、国内fa権もしくはポスティングシステムを使っても不思議ではありませんが、バンテリンドームという投手には最高の環境を手放すことは、小笠原慎之介投手にとってリスクとなります。
小笠原慎之介のfaはいつ?【まとめ】
今回は小笠原慎之介投手がいつfa権を獲得するのか、実際にfa権を行使する可能性はあるのかについて探りました。
いつ、ポスティングシステムを使ってメジャーに挑戦してもおかしくない状況ですが、2025年に国内fa権を使用してベイスターズに移籍する可能性の方が高いと考えています。
ただ、投手有利と言われるバンテリンドームを本拠地としていることを考えると、fa権を行使しない可能性もあります。
メリット、デメリットがあり、将来的に移籍する可能性は50%だと考えています。