2023年、中日ドラゴンズの大島洋平選手が史上55人目となる通算2000本安打を達成し、名球会入りを果たしました。
中日では、内野守備走塁コーチを務めた荒木雅博さん以来の大記録達成。
中日一筋14年。
チームは2年連続最下位と苦しい結果になりましたが、大島洋平選手の活躍は、シーズン中数少ない明るいニュースとなりました。
大島洋平選手といえば、息子を連れて入団会見に挑んだ話が有名です。
高校、大学、社会人と渡り歩いてきただけに驚きはありませんが、当時は話題になりました。
そこで今回は、入団会見に同席した息子が現在野球をやっているのか、所属する野球チームはどこなのか探っていきます。
大島洋平選手の息子の野球チームはどこに所属している?
大島洋平選手の息子・慶士さんは、野球をしています。
気になる所属チームは明らかにされていませんが、大島洋平選手が2000本安打を達成した際、息子の慶士さんと一緒にグラウンドに立ちたいとコメントしました。
慶士さんはその時14歳。
中学で野球をしていることが明らかにされています。
大島洋平選手は、愛知県私学4強の1つである享栄高校出身です。
慶士さんがお父様に憧れているのであれば、当然進学先の候補の1つになります。慶士さんはプロを目指しているとされ、強豪校に進学することが見込まれます。
愛知県は中京大中京、愛工大名電、東邦と、甲子園で名が通り、多くのプロ野球選手を輩出している野球チームが多いです。
近年では、誉高校のイヒネ・イツア選手が、ソフトバンクからドラフト1位指名を受けました。
2024年ドラフト候補として、豊川高校のモイセエフ・ニキータ選手も注目されています。
私学4強以外の高校も強豪で、プロへ進む道はたくさんあります。
慶士さんがどこの高校に進学するのか注目です。
中日OBの息子と共演
小学校時代は、TMジュニアという野球チームに所属していたことが明らかにされています。
TMジュニアは名古屋市千種区を中心に活動する少年軟式野球チームです。
2021年、学童軟式野球の東邦学園杯大会で、三塁手として出場していたことが明らかになっています。
この時、中日ドラゴンズのエースとして活躍した吉見一起さんの息子が登板していることも判明しています。
吉見さんと大島洋平選手の息子が同じ野球チームで戦うという、ファンにとってはたまらない共演が実現しています。
一部のファンの間では、将来の中日も楽しみだと話題になりました。
吉見さん、大島洋平選手ともに、落合博満元監督が率いた黄金期にプレーし、優勝を経験しています。
将来、吉見さんの息子と大島洋平選手の息子が中日のユニフォームに袖を通し、優勝に導くという漫画のような展開が待っているかもしれません。
父・大島洋平選手との違い
吉見さんの息子と大島洋平選手の息子が同じ野球チームに所属していたことが明らかになった時、慶士さんと大島洋平選手の決定的な違いが明らかになりました。
それは、利き腕です。
大島洋平選手は左投げ左打ちの選手ですが、慶士さんは三塁手ということで、実際に確認はできていませんがほぼ確実に右投げです。
左投げの選手が就くことができるポジションは、投手、一塁手、外野手の5つに限られます。
主戦場が他のポジションで一時的に三塁を守ったとしても、左投げの選手に任せることは考えにくいです。
大島洋平選手は主にセンターを守り、2023年シーズンからはレフトも守っています。
脚力を生かし、抜群の守備範囲で失点を阻止しています。
9度のゴールデングラブ賞を獲得した名手で、慶士さんは偉大な父の背中を追うことになります。
打撃も2023年シーズン終了時点で、通算2021安打と早くも安打数を伸ばしています。
NPBのみの安打記録に限ると、元広島監督の野村謙二郎さんを抜き、歴代49位にまで浮上しています。
慶士さんにとって、これほど素晴らしい目標はありません。
大島洋平選手の息子の野球チームはどこ?【まとめ】
今回は大島洋平選手の息子・慶士さんについて書きました。
現在、中学で野球に打ち込み、小学校時代は吉見一起さんの息子と同じ野球チームだった慶士さん。
将来が非常に楽しみな選手です。
高校に進学し、甲子園出場を果たせば、確実にメディアに取り上げられます。
2022年夏、控え投手ながら岩瀬仁紀さんの息子が登板した時は、高校野球とは思えないほど注目を集めました。
守護神として9回に登板したことも、メディアが飛びついた要因かもしれません。
慶士さんがここからどのような野球人生を歩むのか。
甲子園に出場し、大島洋平選手の息子として注目される日は遠くないかもしれません。