2023年3月、日本はwbc優勝を果たし、世界一に輝きました。
大谷翔平選手、ダルビッシュ有投手らメジャー組に加え、佐々木朗希選手や村上宗隆選手などの国内若手組も活躍。
過去最強の布陣と呼ばれた中、中日からも唯一選出された選手がいます。
髙橋宏斗投手です。
プロ2年目の2022年シーズンに1軍デビューを果たすと、先発として6勝をマーク。
その活躍が認められ、侍ジャパンに選出されました。
wbcでは、3試合に登板していずれも無失点。
優勝に大きく貢献しました。
そこで今回は、wbcで好投した髙橋宏斗投手に対する海外の反応を探ります。
髙橋宏斗投手に対する海外の反応は・・・
wbc直後、髙橋宏斗投手に対する海外の反応は、称賛というより驚きが勝っていた印象があります。
髙橋宏斗投手が特に脚光を浴びたのが決勝のアメリカ戦。
3対1でリードした5回表に登板。
先頭のムーキー・ベッツ選手に内野安打を許しましたが、続くマイク・トラウト選手、ポール・ゴールドシュミット選手から連続三振。
この瞬間、髙橋宏斗投手に対して海外の反応が集まりました。
MVPを3度獲得したレジェンド・トラウト選手と、2022年にMVPを獲得したゴールドシュミット選手から三振を奪ったことで、多くの野球ファンの注目を浴びた印象があります。
その後、ピンチを広げてしまいますが、2022年本塁打王のカイル・シュワーバー選手を打ち取り、無失点に抑えました。
最高峰のメジャーリーグでタイトルを獲得した強打者が並ぶ打線を抑えた20歳の髙橋宏斗投手の投球に、多くの人が驚いていたことが印象に残っています。
中日ファンからも驚きの声
海外の反応が驚きの声ばかりなのも、納得できます。
wbc時、髙橋宏斗投手はプロ3年目。
前年度に1軍デビューを果たしたばかりで、タイトルどころか規定投球回に達した実績もありませんでした。
持っている素質は素晴らしいものがありますが、侍ジャパンに選出されるのはまだ早いのではという考えがありました。
先発ローテーションの軸として活躍していたわけでもなく、登録抹消を挟みながら大切に起用されていました。
wbcでの活躍は海外の反応だけでなく、中日ファンの反応も驚きの声が多かった印象があります。
もちろん、野球界を代表する強打者を抑えた髙橋宏斗投手の投球は称賛されるべきですが、まさか20歳の若武者が無失点に抑えるとは想像もしていませんでした。
髙橋宏斗投手に対する海外の反応の変化
wbcの熱が少し冷めてきた頃、髙橋宏斗投手に対する海外の反応が変わってきました。
驚きから一転、将来的にメジャーで通用するという話題が多くなった印象があります。
155キロ前後の直球に、打者の手元で鋭く落ちるスプリットが武器の髙橋宏斗投手。
タイトル獲得、二ケタ勝利を達成した実績はありませんが、持っている力はメジャー級であることを証明しています。
海外の反応、wbc決勝での投球をみて、メジャーのスカウトが髙橋宏斗投手に興味を持った可能性が高いです。
中日ファンとしては誇らしい反面、まだ若くて実績もないため、海外の反応とのギャップに苦しまないか心配です。
1戦1戦の登板をみれば素晴らしい投手ですが、絶対に落とせない試合を任される立場ではありません。
小笠原慎之介投手、柳裕也投手と実績があり、修羅場をくぐり抜けてきた先輩投手がいます。
2024年シーズンも多くの経験を積み、先発ローテーションの軸としてチームに貢献し、タイトルを獲得してからメジャーに挑戦しても遅くはないと考えています。
髙橋宏斗への海外の反応とは?【まとめ】
今回は、髙橋宏斗投手の海外の反応を探りました。
wbc直後は当時20歳の若武者の好投に驚きの声が集まっていた印象があります。
その後、徐々にメジャー球団が評価する声が聞こえ始めました。
確かに、髙橋宏斗投手の投球と才能は、今すぐにでもメジャーで通用します。
しかし、1年間活躍し、チームに貢献するかといえば、疑問符がつきます。
日本での実績も浅いだけに、海外の反応に過剰にならず、髙橋宏斗投手らしい投球を続けて二ケタ勝利、タイトル獲得を目指してほしいと考えています。
近い将来メジャー移籍する際に、タイトルや実績があれば年俸も上がります。
まずは中日のエースになるところから、髙橋宏斗投手の挑戦が始まります。