高橋周平選手はなぜ打てない?石川昂弥選手の台頭許した2つの原因

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かつて、立浪監督が背負った背番号「3」を着ける高橋周平選手。

2023年シーズンは、巨人との開幕戦で逆転打を放つ最高の滑り出しをみせたものの、石川昂弥選手の台頭で出番が減少。

前年度より出場試合数は増えましたが、2年連続で100試合を下回る苦しい成績となりました。

多くのファンが高橋周平選手の打撃に期待していましたが、2023年はプロ入り初の本塁打0本。

強打の内野手だったはずが、いつの間にか守備固めでの起用が多くなっています。

そこで今回は、高橋周平選手はなぜ打てないのか探っていきます。

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目次

高橋周平選手はなぜ打てない?

高橋周平選手がなぜ打てないのか、その理由は2つあります。

1つ目は本拠地・バンテリンドームが広いこと、もう1つは怖さがなくなったことです。

一般的にバンテリンドームは投手有利の球場といわれ、高いフェンスが本塁打性の打球を跳ね返しています。

高校通算71本塁打を記録した高橋周平選手もその影響を受け、広いバンテリンドームに合わせて本塁打狙いからミート重視の打撃に変更。

豪快な打撃より、逆方向へ単打を放つ場面が多くなりました。

外角の厳しい球をミートする一方、内角へ厳しく攻められるようになり、空振りや詰まらされる打球が急増。

成績を残すためのモデルチェンジとはいえ、高橋周平選手がなぜ打てないのか、その原因は広いバンテリンドームにあります。

高橋周平選手に怖さを感じない

高橋周平選手がなぜ打てないのか、もう1つの理由は怖さがなくなったからだと考えています。

ミート重視の打撃に変更した影響で、高橋周平選手はバットを寝かせるように構えます。

テレビでは伝わりにくいですが、現地観戦するとどの選手よりもバットを寝かせていることが分かります。

飛距離を捨て、とにかくミートしたいという意図が伝わってくる打撃ですが、怖さがなくなったと感じています。

高橋周平選手のこれまでの成績をみると、長距離砲と呼べる成績ではなく、アベレージヒッターのような成績を残しています。

元々アベレージヒッタータイプだったのかもしれませんが、走者を置いていない場面での高橋周平選手は怖さを感じません。

長打が生まれる可能性が低く、一気に状況を打破することがないためです。

1点を争うような試合で高橋周平選手を迎えることは心強いですが、相手をどん底に突き落とす怖さはありません。

なぜ打てないのか最初はファンも疑問を抱いていた印象がありますが、相手バッテリーが内角を積極的に攻めるようになった時、高橋周平選手には怖さが足りないのだと考えるファンが増えた印象を受けます。

高橋周平選手がなぜ打てないのか注目するファンより・・・

チーム全体の課題でもある打撃。

2023年シーズン、高橋周平選手は石川昂選手にあっさりとポジションを奪われ、スタメンから落ちることが定着しました。

石川昂選手は守備に不安を抱えていますが、チーム2位となる13本塁打を記録。

打線に欠かせない存在となり、高橋周平選手は試合終盤に登場する守備固めが定着しました。

ファンも、高橋周平選手はどうしたんだと疑問を感じることもなく、守備固めでの起用は仕方がないと判断していると考えています。

石川昂選手は地元・愛知県出身。

東邦高校時代は春の甲子園で優勝を果たし、根尾昂投手に続く地元のスーパースターです。

高橋周平選手がなぜ打てないのか注目するより、明らかに石川昂選手の成績を気にしているファンの方が多いです。

このままでは、高橋周平選手はどんどんと出番を失っていき、他球団の需要が衰えるベテランの域に突入してしまいます。

石川昂選手の持つパワーは貴重で、高橋周平選手が追いつくのは容易ではありません。

過去、ゴールデングラブ賞を2度獲得した実績がある守備力と、ミート重視の打撃で3割近い打率を残すことが求められます。

高橋周平選手はなぜ打てない?【まとめ】

今回は、高橋周平選手がなぜ打てないのか探りました。

投手有利といわれる広いバンテリンドームが仇となり、ミート重視の打撃に変更。

逆方向へ安打を量産できるようになった反面、相手をどん底に突き落とすような怖さが消えたと考えています。

内角を攻められ、窮屈なスイングでアウトを奪われる高橋周平選手。

石川昂選手が台頭しているとはいえ、高橋周平選手もドラフト会議で3球団が競合した逸材でした。

このまま終わるのか、それとももう一花咲かせるのか。

高橋周平選手の今後の活躍に注目が集まります。

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