今シーズンの中日ドラゴンズは、二年連続最下位という不本意な成績でした。
しかも中日ドラゴンズを『チュニドラ』と呼ばれたり『晒し投げ』『脱浪』『令和の米騒動』など、迷言がどんどん飛び出してくる始末です。
こうなってくると、以前優勝したのはいつだっけ?と思うのも不思議ではないでしょう。
実は、10年ほど前の中日ドラゴンズは、敵チームからイヤがられるほど強かったのです。
ホントですよ、とても強かったんですよ、あの時は(白目)
その時の監督や主力選手を調べてみました。
いちばん最近中日ドラゴンズがした日本シリーズ優勝とリーグ優勝
中日ドラゴンズがいつ日本一になったかというと2007年、そしてリーグ優勝は2011年です。
かれこれ10年以上、優勝から遠ざかっています。
そして、その日本一とリーグ優勝ともに、同じ監督が采配をふるっていました。
それは、現役時代に三冠王を3回も獲得した、落合博満監督なのです。
中日ドラゴンズが優勝したのはいつ?落合監督の黄金時代
落合監督が中日ドラゴンズの監督をつとめたのはいつだったのでしょう?
それは、2004年から2011年までです。
日本一やリーグ優勝もスゴイことですが、就任中の8年間はずっとAクラスというモーレツな強さを誇っていたのです。
落合監督は「まず勝って優勝をするのが大事。そうすればファンもついてきてくれる」との考えを持ち、週6日の練習で選手の守備力を徹底的にきたえました。
そして、一から育てる必要のある高卒よりも、大学卒や社会人などの即戦力を中心に集めました。
その結果、相手チームがなかなか点を取れない、鉄壁のチームを作りあげたのです。
中日ドラゴンズで谷繫捕手など黄金時代の主力選手
当時の主力選手は、アライバこと荒木雅博・井端弘和選手の二遊間コンビ・福留孝介選手・山本昌投手・川上憲伸投手・抑えの岩瀬仁紀投手など、そうそうたるメンバーでした。
その中でも、守備の要といえるキャッチャーに谷繫捕手がいたのが大きかったですね。
彼のさわやかな笑顔のわりに強気なリードを落合監督も気に入っていたようで、チームも一致団結できたようです。
そして、守備だけでなくチームの打率も良かったようです。
しかし、落合監督が退任してから中日ドラゴンズはなかなか試合に勝てなくなってしまいました。
来シーズンの中日ドラゴンズ優勝のポイントとなる主力選手
過去にそんな落合監督黄金時代があったことを知ると、今度は「中日ドラゴンズはいつ優勝できるの?(涙目)」となりますよね。
昨シーズンから2年連続最下位という現状では絶望的な気分になりますが、まだ希望はあるかと思います。
なぜなら、立浪監督が一生懸命に若手選手を試合に出して育てているので、その若手が来シーズン以降に花開けば、優勝の可能性はあるのではないでしょうか。
野手から投手に転向した根尾昴選手は先日一軍登板をして、見事に好投しましたし、石川昴弥選手や細川成也選手もまだまだ伸びしろがあると思います。
そして、試合でサヨナラ勝ちをするとベンチの選手たちがペットボトルの水?をかけ合ったりして、選手同士はとても仲が良い感じです。
来シーズンからの若手に期待をしたいですね。
中日ドラゴンズが優勝したのはいつ?その時の監督や主力選手も紹介!【まとめ】
中日ドラゴンズがいつ優勝したか、落合監督の黄金時代、その後の長く暗いトンネルから出てふたたび優勝できるかを検証してみました。
選手個人の能力は優れていると思いますが、監督と選手たちの見えない壁がなくなれば、優勝の芽が出てきそうです。
そして個人的な意見ですが、プロ野球はお客さんに観てもらってたり喜んでもらったりしてナンボだと思います。
今シーズンリーグ優勝をした阪神タイガースは、とても楽しい雰囲気でした。
なにより、岡田監督がニコニコしてましたね。
そんな感じで、選手たちや監督も楽しめれば理想なんですけどね。