サイスニード選手はどんな球種を投げるのか?そのプレーとお茶目な人柄を紹介

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ヤクルトスワローズの外国人選手の一人、サイスニード選手。

メジャーリーグ2球団を渡り歩いたのちに、2021年からヤクルトスワローズでプレー。

先発ローテーションの一角として、毎年安定した活躍を見せています。

豪快な投球、いかつい顔つきの反面、心優しい人柄や、お茶目なキャラクターがとても人気です。

150kmを超えるストレートに、6種類の変化球を織り交ぜる投球で、打者をねじ伏せます。

決め球が見事に打者を打ち取った時の豪快なガッツポーズもアメリカ人らしくとてもかっこ良いですね。

今回はヤクルトスワローズの外国人投手、サイスニード選手について詳しく紹介します。

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目次

サイスニードはメジャーリーグでは高い奪三振率を誇ったものの、未勝利で終わる

サイスニード選手はアメリカ・ネバダ州の出身です。

2014年に、メジャーリーグのミルウォーキーブルワーズにドラフト3巡目で指名され、プロ入りします。

ミルウォーキーブルワーズ時代は、メジャーに昇格することができませんでしたが、2015年シーズンオフにヒューストンアストロズに移籍します。

2018年まで傘下のチームでプレーした後、2019年に念願のメジャーリーグに昇格します。

メジャーリーグでは、翌2019年までの2年間で26試合に登板し、0勝4敗・防御率5.59の成績と、主立った成績を残すことはできませんでした。

しかし、投球回数38.2イニングを超える44奪三振という高い奪三振率が評価を上げました。

2019年シーズンオフにFAとなり、ヤクルトスワローズに推定年俸8320万円の1年契約で入団。

29歳という働き盛りの年齢で日本の土を踏みます。

ヤクルトのセリーグ連覇にも貢献。毎年安定した投球で投手陣を支える

ヤクルトスワローズ入団1年目の2020年から先発ローテ―ションの一人として、6勝2敗の成績をおさめますが、シーズン終盤には腰を痛め、さらに家庭の事情でポストシーズン前に一時帰国することとなります。

その為、4勝2敗でオリックスバファローズを破った2021年の日本シリーズでは登板はありませんでした。

2年目には1年間を通して先発投手として活躍し、9勝6敗という好成績で、ヤクルトスワローズの2年連続セリーグ優勝に貢献しました。

この年は日本シリーズにも2試合先発として登板しています。

3年目の2023年、チームは低迷し、打線の援護も得られない試合が多くありましたが、苦境の中でも先発ローテーションの柱として黙々と投げ続け、7勝8敗の成績をおさめています。

今ではヤクルトスワローズでは数少ない、計算ができる先発投手として貴重な戦力となりました。

入団当時は推定8320万円だった年俸も、2023年には推定1億9500万円まで上がりました。

6種類の変化球とストレート。ここぞという時に三振が取れる勝負強さ

サイスニード選手の球種は、193cmという長身から投げ下ろす150kmを超える速球に、カットボール・スライダー・チェンジアップ・スプリット・ナックルカーブなど6種類の変化球を織りまぜています。

平均球速は149kmほどですが、球速以上に球の重さを感じます。

ストレートでカウントを稼ぎ、決め球のスプリットやチェンジアップで打ち取る、という投球パターンが多い印象があります。

また、高い奪三振率が物語るように、ここぞという勝負時に三振が取れる投手というのはとても貴重ですね。

日本語も上手。ドーナツ大好きなお茶目キャラクターで人気の急上昇中

サイスニード選手は、その豪快な投球の他、見た目は大柄な体格にスキンヘッドと豪放な髭が特徴ですが、優しく紳士的な人柄や、お茶目なキャラクターで人気を博しています。

日本語も積極的に覚え、ちょっとした一言や挨拶などを日本語で発することもあります。

よく「日本がダイスキ」と言ってくれるので、日本のファンにとっては嬉しい限りですね。

また、ドーナツが大好物で、日本のミスタードーナツによく足を運んでいるそうです。

球団が企画した「ドーナツ大好きなサイスニード投手に“好きなドーナツBEST9”を決めてもらいました」という公式YouTube動画では、目の前に並べられたたくさんのドーナツに喜びを隠しきれない、お茶目なサイスニード選手の表情が印象的でした。

企画を進行したヤクルトスワローズの三輪正義広報よりも日本語が上手、と話題になり、より一層サイスニード選手の魅力が広まったのではないでしょうか。

サイスニード選手の球種は?【まとめ】

来日して3年間、ヤクルトスワローズの先発投手陣の柱として安定した活躍を見せてくれるサイスニード選手。

長身から投げおろす剛速球に、6種類の変化球を織り交ぜて打者を翻弄するそのスタイルは、相手打者からするとなかなか簡単には打ち崩すことはできません。

ピンチを招いた時も、冷静かつ豪快に三振をとって切り抜けるそのシーンは見ているファンの溜飲を下げてくれます。

一方で、気は優しくて力持ちの言葉通りのそのキャラクターが人気を呼び、親しみやすさもとても魅力的ですね。

2024年シーズンもヤクルトスワローズの一員として再びプレーしてくれることを多くのファンが待ち望んでいます。

神宮球場のマウンドで強打者を豪快に三振に打ちとるシーンを、これからも何度も見せて欲しいですね。

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