ヤクルトスワローズの若きスター候補生、内山壮真選手。
高卒3年目でありながら、抜群の野球センスで一軍の試合でも活躍しています。
特にそのシュアーなバッティングで、ここぞというときに放つ印象的な本塁打が魅力ですね。
これからの時代のヤクルトスワローズを背負って立つ選手に間違いありません。
そのヤクルトスワローズの内山壮真選手の2023年の年俸は1600万円です。
今回は、ヤクルトスワローズの若きスラッガー内山壮真選手の、これまでの成績やそれに伴う年俸の推移を紹介します。
期待を込められた背番号33。一年目の年俸は580万円
内山壮真選手は、2020年のドラフト会議でヤクルトスワローズにドラフト3位で指名されます。
契約金5000万円で入団し、背番号は33。
ヤクルトスワローズの背番号33と言えば、2015年に4番打者として打点王を獲得、ヤクルトスワローズをセリーグ優勝に導いた畠山和洋選手が思い出されますね。
内山壮真選手に託された背番号には、それだけの期待が込められています。
前年に星陵高校時代バッテリーを組んで甲子園を沸かせ、ドラフト1位でヤクルトスワローズに入団した奥川恭伸選手と再びバッテリーを組むのではと、話題になりました。
1年目の年俸は580万円でした。
なお、同年のドラフト1位は、現在リリーフエースとして活躍している、慶応大学の木澤尚文選手です。
木澤尚文選手の1年目の年俸は1400万円。
ドラフトの順位と年齢などを踏まえるとやむを得ないですが、内山壮真選手の1年目の年俸は少し低めに設定されていた印象があります。
一年目から一軍の試合に出場。将来への期待も高まる
高卒の新人選手ながら、内山壮真選手は、1年目の2021年から一軍の試合に出場します。
一軍では安打を打つことができませんでしたが、二軍の試合では74試合に出場。
フレッシュオールスターにも選ばれ、先制本塁打を放つなど活躍し、MVPを獲得します。
結局この年は、二軍でチーム2位の8本の本塁打を放ちます。
その成績が評価され、2年目の年俸は20万円アップの600万円となります。
この年、ヤクルトスワローズは日本一となっていますが、内山壮真選手への将来の期待値やそのスター性から、年俸ももう少し上げても良かったのでは、と感じますね。
飛躍の二年目。日本シリーズでも活躍し、年俸も大幅アップに
2年目のシーズンは内山壮真選手にとって飛躍のきっかけになりました。
春のキャンプ・オープン戦でアピールし、開幕一軍切符をつかむと、阪神タイガースとの開幕戦でプロ初安打・初打点を記録します。
捕手としてはまだ発展途上中でありながら、そのシュアーな打撃力が変われ、代打での出場が増えていきます。
その捕手の技術も徐々に向上し、シーズンを通して第二の捕手として存在感を示し始めます。
ヤクルトスワローズはセリーグ2連覇を果たし、前年同様オリックスバファローズとの戦いとなった日本シリーズ、その第2戦。
3点リードされた9階裏に代打で出場し、見事に同点となる3点本塁打を放ちます。
前年2021年日本シリーズ第5戦での、山田哲人選手の同点3点本塁打を彷彿させるその打球に、ファンは歓喜に沸きました。
この年、チームは日本一を逃してしまいましたが、内山壮真選手の年俸は一気に倍以上の1600万円まで上がりました。
2023年は外野手との二刀流に挑戦。捕手としても技術向上に努める
そして迎えた3年目の2023年シーズン。
高津臣吾監督の方針もあり、内山壮真選手は打撃力を活かすために、捕手登録のまま外野手としての出場機会を増やしていきます。
その野球センスの良さから、外野の守備もそつなくこなしているように思えますね。
チームが低迷していることもあって、この年は出場機会も多くなりました。
打率こそ低いものの、ここぞというときの本塁打はチームを勝利へと導いてくれます。
捕手としての出場機会はそこそこ多いものの、リード面やキャッチングの技術などはまだまだ経験が求められます。
ヤクルトスワローズには石川雅規選手というレジェンド投手がいます。
2023年は石川雅規選手とバッテリーを組むことも多くなりました。
石川雅規の熟練された投球術から学ぶことは多いのではないでしょうか。
それでも、このシーズンを通した活躍で、シーズンオフにはまた年俸アップが予想されます。
内山壮真選手の年俸は?【まとめ】
ヤクルトスワローズ内山壮真選手の、入団からの成績や年俸の推移について、紹介しました。
ヤクルトスワローズには、日本を代表する右・左のスラッガーである山田哲人選手・村上宗隆選手がいます。
そして、ヤクルトスワローズを日本一へと導いた名捕手中村悠平選手。
先程触れましたレジェンドサウスポー石川雅規選手。
身近に見習うべき先輩が多くいるのは本当に心強いですね。
内山壮真選手は、次のヤクルトスワローズのスターとなる素質が十分です。
技術を向上し、経験を重ねることで、その道は大きく開けます。
年俸1億円プレーヤーになる日も近いのではないでしょうか。
内山壮真選手の成長を、これからも大きな期待とともに見守っていきましょう。