いつもプロ野球を盛り上げてくれる、各球団のマスコットたち。
今は12球団それぞれにマスコットがいて、球場だけではなく様々なイベントでもそのパフォーマンスで喝采を浴びています。
可愛くて面白くて、時折びっくりするようなパフォーマンスを見せてくれるマスコットは野球観戦の華ですね。
そのマスコット、特にセリーグのマスコットがおかしいともっぱら言われています。
自由過ぎる、おかしい振る舞いがパリーグのマスコットたちを圧倒しており、その人気は野球ファンにとどまらず、老若男女に慕われています。
今回はセリーグのマスコットたちの、その自由奔放なエピソードを紹介します。
セリーグのマスコットはおかしい!個性派ぞろい!
セリーグのマスコットはこの6体です。
・スラィリー(広島東洋カープ)
・DB.スターマン(横浜DeNAベイスターズ)
・ジャビット(読売ジャイアンツ)
・つば九郎(東京ヤクルトスワローズ)
・ドアラ(中日ドラゴンズ)
こうして名前を並べるだけでも、すごい個性的な面子であることがよくわかりますね。
お調子者のドアラといつも自由なつば九郎は気が合う!?
セリーグのマスコットの中でも、特に人気が高いのはドアラとつば九郎です。
ドアラは、そのキュートな見た目とは裏腹に、他のマスコットキャラクターに対する傍若無人な行動が目立ちます。
いわゆるお調子者のキャラクターです。
しかしながら、バク転が話題を呼ぶなど、身体能力にも優れていて、毎試合見ごたえのあるパフォーマンスを披露してくれます。
一方のつば九郎は畜生ペンギンと呼ばれるほどのブラックジョークが得意です。
フリップトークにて、常に最新の時事ネタを盛り込み、話題の人をディスるその話術は、周りのスタッフを慌てさせるほどです。
チームの女性ダンスチームのパフォーマンスを邪魔したり、他のマスコットやチームスタッフに砲弾を撃ち込むなどの過激なパフォーマンスが観客を笑わせてくれます。
このドアラとつば九郎、とても仲が良いことでも知られています。
2人ともに破天荒で自由過ぎる性格なので、何となく波長が合うのでしょうね。
お茶目で奇抜なスタイルのスラィリーと、実はあざといDB.スターマン
スラィリーはその大きな身体をいかした、陽気でお茶目な行動が人気です。
スラィリーをデザインした会社は、あの世界のセサミストリートを手がけているアメリカのハリソンエリクソンという会社です。
そのため、デザイン性は何となくアメリカっぽい感じがしますね。
奇抜な見た目で、突然鼻からピロピロ笛を伸ばしたり、体をピンク色に変色させるなど、予想外の行動をする破天荒なキャラクターです。
DB.スターマンは、その丸々とした体が特徴のマスコットです。
ベイスターズの星とハムスターを組み合わせデザインされました。
丸いからだとそのほっこりした動きで癒し系のマスコットと言われますが、時折プロレスラーの物まねをするなど、お茶目なところは他のキャラクターに見劣りしません。
それらの行動から、あざといという噂も度々聞かれます。
元気で明るいトラッキーと、紳士でお兄さんキャラのジャビット
トラッキーは見た目同様、元気いっぱいのキャラクターです。
いたずら好きで常に一生懸命、明るく楽しい愛されキャラですね。
一方で、ケンカ早く、いつも他のマスコットとバトルを繰り広げます。
連続バク転などの得意技もあり、運動神経も抜群のとてもアクティブな印象です。
ジャビットのモチーフはウサギとも宇宙人とも言われています。
「紳士たれ」の読売ジャイアンツのマスコットらしく、礼節をわきまえており、他のセリーグマスコット5体と比べると比較的真面目な性格です。
自由奔放に暴走を繰り返す他のマスコットたちをたしなめることもよくあり、お兄ちゃん的存在です。
ライバルの阪神のトラッキーとは、バク転対決を繰り広げるなど、闘争心を示すこともありますが、温厚な性格で、基本的にはどのマスコットとも仲良くできる優しい心の持ち主です。
セリーグのマスコット6体が集うと収拾がつかなくなる!?
セリーグのマスコットたちはそれぞれにキャラクターも異なり、そのじゃれ合いがファンを楽しませてくれます。
しかし、イベントなどでいざその6体が集結すると、収拾がつかなくなることもしばしばです。
司会者の指示を無視して自己アピールを繰り返したり、オールスターゲームのイニングの間にグラウンドで激しくいたずらし合うなど、そのおかしい行動に観ているほうがヒヤヒヤすることもあります。
2020年にYoutubeで行われた「セ界を変える!裏セ・リーグ会議」では、セリーグ6球団のマスコットたちがテレビ電話会議にて集いました。
そのやりたい放題のおかしいフリートークに、進行役のアナウンサーも困ってしまうほどの展開となりました。
このハチャメチャぶりが、ファンにとってはある種クセになりそうです。
セリーグのマスコットはおかしい?【まとめ】
今回はセリーグ6球団のおかしいマスコットたちを紹介しました。
破天荒な行動で、時にはその場を混乱させるマスコットたちですが、その自由気ままな性格が、緊迫した熱い試合の潤滑剤となっています。
プロ野球を選手とともに盛り上げるマスコットたちは、選手にとっても、心癒される存在です。
今では、マスコット目当てに球場に訪れるファンも増えてきましたね。
年々そのパフォーマンスがパワーアップしていくマスコットたち。
これからプロ野球観戦に行くことがますます楽しみになりそうです。