プロ野球中継は、かつての時代は毎晩のように地上波で放送されていました。
特に読売ジャイアンツ戦は全試合中継があるなど、日本のテレビ放送において、プロ野球中継は欠かせないドル箱と言われました。
ここ数年は視聴率の低下、人気球団の分散化などにより、地上波でのプロ野球中継はめっきりと少なくなりましたね。
一方で、今は専門チャンネルの配信など、有料サービスでプロ野球中継を楽しむことが主流となっています。
その代表格が、パリーグtvです。
パリーグtvは、パリーグの公式動画配信サービスで、パリーグ6球団の試合をライブ配信や録画配信で視聴することができます。
魅力たっぷりのパリーグtvですが、テレビのような大画面で見ることもできます。
今回はパリーグtvをテレビで見る方法について、詳しく解説します。
パリーグtvをテレビで見るには4つの方法がある
パリーグtvはパソコン・スマホ・タブレットなどで、どこにいても見ることができます。
外出先や仕事帰りなどでもチェックできるのはとても便利ですね。
一方、大画面のテレビで見たい、家族みんなで見たい、というニーズもあります。
パリーグtvをテレビで見るには、以下の4つの方法があります。
・AppleTV
・HDMI接続
・Miracast
それぞれの方法について、解説していきます。
比較的設定が簡単なChromecast
ChromecastはGoogle製のメディアストリーミングデバイスです。
Wi-Fi環境下で、テレビのHDMI端子と電源に接続して利用します。
スマホで楽しんでいたコンテンツをテレビの大画面でも楽しめるようになる他、簡単なセットアップと使い方の分かりやすさも大きな特長です。
必要な機材は、Chromecast・テレビ・パソコン(またはスマートフォやタブレット)だけです。
動画再生側のデバイスはあらかじめBluetoothをオンにしておくとスムーズです。
ChromecastとテレビをHDMIケーブルつなぎ、Google Homeを介してリンクさせ、Wi-fiに接続すると完了です。
あとは、見たい動画のChromeブラウザの右上から「設定」を開き、「キャスト」をクリック、Chromecastを選択すると、パソコンやスマホの動画がテレビで見ることができます。
AppleユーザーにはなじみやすいAppleTV
AppleTV は、Appleが販売しているデバイスの1つです。
テレビに接続することにより、ネットワーク経由で様々な動画コンテンツやゲームなどが楽しめる、セットトップボックスと呼ばれる商品です。
MacやiPhone・iPadと同じWi-fiで接続し、パリーグtvにアクセスします。
視聴したい試合を選択したら、画面右上のAirPlayアイコンをクリックし、AppleTVを選択します。
普段からAppleTVを使い慣れている人にとっては、とても簡単で、慣れ親しんだ方法かもしれませんね。
ケーブル1本で高画質が手に入るHDMIは、端末の対応・非対応に要注意
HDMIは、デジタル映像と音声を専用ケーブル1本で伝送できる映像規格です。
パソコンの場合、HDMIケーブルでパソコンとテレビを接続し、テレビの入力切替でHDMI入力を選択、パソコンでパリーグtvにアクセスし、見たい試合を選択します。
iPhoneやiPadの場合は、別途Apple純正のLightning – Digital AVアダプタが必要です。
Lightning – Digital AVアダプタをiPhone・iPadに接続し、それをHDMIケーブルでテレビと接続します。
あとはパソコンの時と同様、テレビの入力切替でHDMI入力を選択、パソコンでパリーグtvにアクセスし、見たい試合を選択します。
なお、Androidスマートフォンまたはタブレットの場合、Lightning – Digital AVアダプタではなくMHLアダプタを使用します。
接続手順は同じです。
ただし、一部の端末では、MHLに対応していない端末もあるので確認が必要です。
ワイヤレスですっきり!Miracast
Miracastは、スマートフォンの画面をテレビなどの大画面にワイヤレスで映し出す方法です。
Wi-Fi Directを利用し、ルーターを経由せずに直接機器間で通信します。
ケーブルなどは使用しないため、スッキリできて便利ですね。
パソコンで視聴する場合は、Miracast対応のテレビとMiracast対応のパソコンそれぞれが必要です。
同じWi-fiで接続し、パリーグtvのサイトで見たい試合を選択します。
Windows 10の場合は、アクションセンターから「接続」→「プロジェクト」→「ワイヤレスディスプレイへ接続」を選択し、視聴するテレビを選択します。
Androidスマートフォンやタブレットから視聴する場合も手順は一緒です。
パソコンの場合と同じく、Miracast対応のテレビとMiracast対応のAndroid端末が必要です。
Android端末の場合は、設定画面から「接続」→「画面ミラーリング」→「視聴するテレビ」を選択。
ファイヤースティックは、パリーグtvでは非推奨
他にも、テレビでインターネット動画の視聴を可能にするデバイスとしてファイヤースティックがあります。
ファイヤースティックはAmazonが開発したテレビ向け映像出力デバイスです。
テレビの HDMI端子に差し込むだけで、テレビ画面で様々なインターネットコンテンツを利用できます。
ただ、パリーグtvでは相性の問題、配信の安定、画質の劣化などの不安定要素があり、この方法は推奨されていません。
トラブルが起きた際にもサポートが受けられない可能性があり、基本的には公式サイトで推奨されている上記の方法を選ぶべきですね。
YoutubeチャンネルPacificLeagueTVは無料で見られるコンテンツが盛りだくさん!
パリーグtvではYoutubeでも公式チャンネル「PacificLeagueTV」を配信しています。
試合終了後に、主なハイライトシーンや選手のベストシーンなどがアップされています。
シーズンオフにも様々な企画があり、珍プレー特集や選手との対談などが配信されます。
ライブ中継ではありませんが、試合を見逃した人や、オフシーズンの楽しみとしては十分満足できる内容となっています。
PacificLeagueTVは、チャンネル登録数120万人を超える人気コンテンツとなっています。
無料で視聴できるので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
パリーグtvをテレビで見る方法は?【まとめ】
今回はパリーグtvをテレビで見るための様々な方法について解説しました。
今や、プロ野球中継の楽しみ方は昔とはまるで違った形となりました。
特に、以前はテレビで見るのは巨人戦ばかりだったプロ野球中継が、今ではパリーグの試合もこのような方法で楽しめるようになったのは、とても大きなメリットがあります。
パリーグファンの拡大にも、間違いなくつながっています。
メディアが発展していく上で、さらにプロ野球を見る楽しさを様々な場面で味わえるのは、ファンにとってはたまらなく嬉しいことですね。