2011年のプロ入りから多くの活躍を遂げる菊池涼介選手ですが、どのような怪我に悩まされてきたのでしょうか。
出場数が多く、怪我をしてしまう機会も多くあったのではないかと思われます。
菊池選手について調べてみると、骨折や打撲などの怪我をしていたことが分かりました。
アクロバティックな動きの多い選手ですし、代償も大きいのかもしれません。
この記事では、菊池選手が怪我をするに至った経緯と、復帰後の活躍について詳しく解説していきます。
菊池涼介の怪我【守備の時】
2016年、菊池涼介選手は、7月2日のDeNA戦で、左肩を怪我しました。
落ちたときに地面にぶつけ、診断結果は「打撲」でした。
試合中に病院で検査を受け、その翌日、球場には訪れたものの、全体の試合前練習には参加しませんでした。
菊池涼介選手本人は「大丈夫」と言っていたそうですが、当時の監督である緒方孝市さんは、「コーチ陣でしっかり判断する」ということを述べています。
同年の9月8日、菊池涼介選手は、中日戦で右ひざを怪我しました。
1塁ファウルグラウンドへ飛んだ打球を追いかけ、フェンスにぶつかったのです。
治療に数分を要しましたが、グラウンドに戻ってプレーを再開させました。
病院での結果、「打撲」と診断されました。
このようなアクシデントに見舞われましたが、自身初の打撃タイトルである最多安打を獲得しました。
同一シーズンで安打数と犠打数のリーグ1位を記録するのはNPB史上初のことです。
怪我を恐れずチームの勝利を貪欲に追い求める姿は、ファンからすると応援しがいがあります。
しかし、もちろん、怪我しないことが1番です。
菊池涼介の怪我【攻撃時】
2021年、菊池涼介選手はコロナウイルスに苦しまされました。
コロナウイルス感染から復帰後の8月、阪神戦で自打球が左足に直撃し、怪我をしてしまいました。
しかし、腫れが引かない状態でありながら1カ月以上プレーし続け、後に病院を受診したところ、骨折していたことが分かったそうです。
そのような状態でありながら、この年もゴールデングラブ賞を獲得し、9年連続での受賞となりました。
骨折をして腫れが引かない状態でプレーを続けるとは、常人ではありませんね。
菊池選手の気持ちの強さがうかがえます。
2023年7月のDeNA戦では、右前腕に死球を受け、1度ベンチに戻りましたが、プレーを続けました。
しかし、次の打席では代打が送られ、怪我の療養を行いました。
さらに、同年9月5日、またもやDeNA戦で怪我をしてしまいます。
1塁にヘッドスライディングをした際、左手の親指を負傷してしまったのです。
その後は代走で2試合に出場しましたが、バットを振ることができず、5試合連続でスタメンを外れることとなり、同月11日には出場選手登録を抹消されました。
菊池涼介選手はここでも「大丈夫、試合に出場できる」ということを言いましたが、現監督である新井貴浩さんは、ポストシーズンに備え、「大切な試合に菊池選手がいないことの方が痛い」ということを伝えたそうです。
主力メンバーが抜けてしまうことはとても残念ですが、治療に専念してもらうことも大事です。
新井監督の言葉を聞いて、負傷した選手を試合に出すか、出さないかの塩梅が難しいなと思いました。
菊池涼介の怪我【まとめ】
菊池涼介選手は、選手生命が脅かされるほどの大きな怪我はしていないように思えます。
しかし、菊池選手特有のアクロバティックな守備による打撲や、打撃による骨折など、感覚が戻るまでに時間を要しそうな怪我を何度か経験しています。
プロの野球選手となると、身体の繊細な感覚が必要だと思いますし、一般人の打撲や骨折とはまた違った苦労があるのではないでしょうか。
これからも大きな怪我なく、チームのために頑張ってほしいです!